【縦書きの除籍謄本について】

韓国書類の中で最も翻訳が難しい、手書きの縦書き除籍謄本について解説します。

【縦書き除籍の翻訳方法】

韓国の戸籍関連の書類のうち、2008年より前の古い情報が書かれているものを除籍謄本と言います。

除籍謄本には大まかに分けて3種類あり、世代によって表記方法が変わっています。
※番号が若いほど新しい書式です。

① コンピュータ書き(横書き)
最も新しい書式で、文字は全てコンピュータに打ち直された文字の為、判読しやすく翻訳の難易度は高くありません。

比較的翻訳はしやすいので、
費用=1ページあたり1,150円
(税込1,265円)
納期=よっぽどの事が無ければ3営業日
で翻訳が完了します。

② 手書き(横書き)
手書きで書かれているものの、ある程度判読できる為、翻訳の難易度はさほど高くありません。
時代としては①と③の中間の時代に作られたものです。

費用=1ページあたり1,980円
(税込2,178円)
納期=よっぽどの事が無ければ5営業日
で翻訳が完了します。

③ 手書き(縦書き)
最も古い書式で、表紙以外は全て縦書きの手書きで書かれています。
日本語の部分も多いですが、殴り書きで書かれている事が多く、そもそも判読する事すら困難になる箇所も随所にあります。
正確な翻訳をするには、高い技術・日数・費用がかかります。

③の手書き(縦書き)の翻訳については、全文を実直に翻訳し全てコンピュータ入力→プリントアウトする方法もありますが、これだと費用と期間がかかってしまいます。

ですので、③については3種類の翻訳方法をご提案させて頂いています。
翻訳方法によって、費用と期間が変わります

【③-A 全文入力】

翻訳した文章を全文wordに入力し直しプリントアウトします。

綺麗で読みやすく、完璧な翻訳文が出来ますが、かなり費用と納期がかかります。

原稿文(例)


翻訳文(例)

※翻訳文の末尾に、翻訳日・翻訳者住所・記名・捺印が入ります。

【費用】
1ページあたり 2,980円
(税込3,278円)

【納期】
2~3週間(量によります)

【③-B ハングル部分のみ翻訳】

縦書きの除籍謄本には、日本語の部分もかなり多いです。
ですので、日本語(漢字)の部分はそのまま使用し、ハングルの単語のみ日本語に変換する方法です。

帰化・相続などで大抵はどこの役所でも問題なく使える事がほとんどで、費用・納期とのバランスも良く、当事務所で一番お勧めの翻訳方法となっています。

原稿文(例)


翻訳文(例)

※翻訳文の末尾に、翻訳日・翻訳者住所・記名・捺印が入ります。

【費用】
1ページあたり 1,980円(税込2,178円)

【納期】
1週間前後(量によります)

【③-C 抜き出し翻訳】

除籍謄本に記載の文章のうち、ハングル部分のみ抜き出して別紙の翻訳文を作成する方法です。

費用と納期はさほどかかりませんが、この翻訳方法で全ての役所がOKを出すかどうかは分かりません。

原稿文(例)


翻訳文(例)

※翻訳文の末尾に、翻訳日・翻訳者住所・記名・捺印が入ります。

【費用】
1ページあたり 1,980円
(税込2,178円)

【納期】
5~7日前後(量によります)