【縦書きの除籍謄本について】

韓国書類の中で最も翻訳が難しい、手書きの縦書き除籍謄本について解説します。

【縦書き除籍の翻訳方法】

韓国の戸籍関連の書類のうち、2008年より前の古い情報が書かれているものを除籍謄本と言います。

除籍謄本には大まかに分けて3種類あり、世代によって表記方法が変わっています。
※番号が若いほど新しい書式です。

① コンピュータ書き(横書き)
最も新しい書式で、文字は全てコンピュータに打ち直された文字の為、判読しやすく翻訳の難易度は高くありません。

比較的翻訳はしやすいので、
費用=1ページあたり1,150円
(税込1,265円)
納期=よっぽどの事が無ければ3営業日
で翻訳が完了します。

② 手書き(横書き)
手書きで書かれているものの、ある程度判読できる為、翻訳の難易度はさほど高くありません。
時代としては①と③の中間の時代に作られたものです。

費用=1ページあたり1,390円
(税込1,529円)
納期=よっぽどの事が無ければ5営業日
で翻訳が完了します。

③ 手書き(縦書き)
最も古い書式で、表紙以外は全て縦書きの手書きで書かれています。
日本語の部分も多いですが、殴り書きで書かれている事が多く、そもそも判読する事すら困難になる箇所も随所にあります。

従いまして、③については3種類の翻訳方法をご提案させて頂いています。
翻訳方法によって、費用と期間が変わります

当事務所のお勧めは、
圧倒的1番人気の③-Bパターン(1,390円+税)です。

【③-A 全文入力】

翻訳した文章を全文wordに入力し直しプリントアウトします。

綺麗で読みやすい翻訳文が出来ますが、かなり費用と納期がかかります。

相続や帰化など、役所に提出する書類で
ここまでする事を求められる事はほとんどありません。
役所に提出する場合は、ほとんどが後述する
[③-Bハングルのみ翻訳]で翻訳しています。

原稿文(例)


翻訳文(例)

※翻訳文の末尾に、翻訳日・翻訳者住所・記名・捺印が入ります。

【費用】
1ページあたり 3,480円
(税込3,828円)

【納期】
2~3週間(量によります)

【③-B ハングル部分のみ翻訳】

縦書きの除籍謄本には、日本語の部分もかなり多いです。
ですので、日本語(漢字)の部分はそのまま使用し、ハングルの単語のみ日本語に変換する方法です。

主に相続手続き全般や帰化申請などで利用される事が多く、大抵はどこの役所でも問題なく使える事がほとんどで、費用・納期とのバランスも良く、当事務所で一番お勧めの翻訳方法となっています。

原稿文(例)


翻訳文(例)

※翻訳文の末尾に、翻訳日・翻訳者住所・記名・捺印が入ります。

【費用】
1ページあたり 1,390円(税込1,529円)
※原稿を拝見した上でハングル部分が極端に少ないと判断した時は1ページあたり980円+税とさせて頂きます。

【納期】
1週間前後(量によります)

【③-C 抜き出し翻訳】

除籍謄本に記載の文章のうち、ハングル部分のみ抜き出して別紙の翻訳文を作成する方法です。

費用と納期はさほどかかりませんが、この翻訳方法ですと役所の担当官によってはOKを出さない事も時々あります。

原稿文(例)


翻訳文(例)

※翻訳文の末尾に、翻訳日・翻訳者住所・記名・捺印が入ります。

【費用】
1ページあたり 1,980円
(税込2,178円)

【納期】
5~7日前後(量によります)

【あなたに必要なサポートは?】


韓国の本籍地が分からない方

ご家族を亡くされた方

韓国の死亡届を出したい方

日本人と婚姻届を出したい方

韓国書類の取寄せと翻訳が必要な方

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韓国籍が抜けているか確認したい方

【帰化申請をお考えの方に】

当事務所では、帰化申請のトータルサポートもさせて頂いております。

手続き中の方や書類を収集中の方でもご利用頂けます。
(費用は、現状の進み具合によって割引き致します)

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