(韓国)国籍喪失届サポート
韓国籍の方が日本に帰化されると、法務大臣が帰化を許可した日(官報に掲載された日)の午前0時をもって、日本国籍を取得し、同時に韓国籍を喪失することになります。 法律上、この日本国籍取得と韓国籍喪失は自動的にかつ同時に行われますので、帰化による二重国籍等の問題は発生しません。 ただ、あくまでも帰化申請というものは日本の政府に対してするものですから、日本で帰化が許可されたからと言って韓国の政府もそれをすぐに把握できるわけではありません。 ですので、韓国の法律では、日本に帰化して韓国籍を喪失した人は、韓国領事館を通じて国籍喪失届を提出する義務があると定めています。 つまり、日本に帰化しても韓国政府は知らないので自分で報告してきてね、というわけです。 尚、国籍喪失届を出す際に、韓国領事館での手数料・印紙代などはかかりません。
後ほど詳しく説明しますが、韓国領事館に対する国籍喪失届はかなり面倒な作業です。 韓国領事館は日本国内にあると言ってもあくまでも韓国の役所になりますので、申請書類などは基本的に韓国語がベースとなりますし、韓国領事館の窓口は一般的に日本の役所と比べて無愛想だったり対応が悪かったりするので困惑される方も多いでしょう。 ですので、国籍喪失届を放置される方もいらっしゃるのは事実ですし、そもそも届出義務があることすら知らなかったという方もいらっしゃいます。 では、この国籍喪失届をせずに放置した場合はどうなるのでしょうか? 現在(2023年3月13日時点)では、国籍喪失の届出義務を果たさなかった人への罰則規定はありません。 しかも実は、日本の法務省から韓国の法務部長官へ定期的に帰化者データの受け渡しをしていて、法務部長官の職権で国籍喪失が勝手に行われる可能性も多少はあります。 職権で勝手に国籍喪失手続きをしてくれるなら自分では何の手間も要らない訳ですから、知らない間にしてもらえた人はラッキーですね(^^) ただ、上記のような職権による抹消は、必ずしてもらえるという訳ではありません。 また、自動で抹消してもらえたとしても最低1〜2年程度は期間がかかると思って下さい。 さらに、2014年7月から現在までの国籍法改正によってかなり厳しくなっていますので、これからは職権抹消の廃止や罰則規定の創設などがあるかも知れません。 国籍喪失届は法律上では義務になっていますので、気になる方はきちんと手続きされることをお勧めします。
尚、過去に国籍喪失届を放置された方で、ご自身の韓国での籍が抜けているかどうか調べたい方は、調査・取り寄せ・翻訳までセットで19,800円(税別)でさせて頂きます。
韓国領事館への国籍喪失届に必要な書類は以下の通りです。 尚、管轄の領事館によって必要書類に多少の違いがありますので、当所の国籍喪失届サポートを受けずにご自身で手続きされる方は事前にご確認下さい。
当所の国籍喪失届サポートでは、2種類のメニューをご用意しております。 ノーマルサポート ・・・ 39,800円(税別) フルサポート ・・・ 49,800円(税別) 各コースの違い等、詳しくはこちら
専門性の確保と業務の質の維持のため、国籍喪失届に関する無料相談・ご依頼は在日韓国人(在日朝鮮人)の方のみとさせていただいております。 あらかじめご了承下さい。